四十・五十肩の原因と成り立ち

肩関節周辺の筋肉や腱の炎症・委縮により本来の動かせる範囲(可動域)が制限されたり、動作時に痛みを伴う症状です。
その原因として、簡単に言ってしまうと運動不足からくるものなのですが、本来肩関節はかなり広範囲に動かせる関節で 関節周辺の様々な筋肉や腱が動きに合わせて複雑に連動して作用します。その中で普段の姿勢や行動習慣により 使われる筋肉や腱の使用頻度にばらつきが出るため、使用頻度の高い箇所は疲弊しやすく頻度の低い箇所は痩せて(委縮)いきます。
この疾患の主な原因は、特に使用頻度が低く、委縮した筋肉・腱が何かのきっかけで損傷した結果が可動域の抑制や痛みに繋がっていると考えられます。

時間経過に伴う症状

初期は動作時の違和感と痛みで、時間経過と共に症状が増悪し、可動域が狭くなり、痛みで日常動作が困難になったりします。
更に時間経過と共に安静時でも痛みがきつくなり、その痛みで眠れなかったり、精神的にもイライラして落ち着かない状態になることがあります。
症状を放置すると、痛みが軽減される時期があるのですが、それは損傷した筋肉・腱が麻痺したような状態で、症状が治ったわけではありません。
また更に時間が経過すると損傷箇所以外の場所に負担がかかり、同様のサイクルを繰り返すことがあります。

たか鍼灸院の治療法

肩こりの治療と同様にこの疾患も根本にある原因を改善していく必要があります。
それは姿勢や行動習慣により損傷箇所の血液や水分の流れが悪くなっていることが考えられますので
損傷箇所だけでなく全身での血流・代謝の改善を目指します。
特にこの疾患は痛みを伴う事が多く、それが元でストレスになり胃腸の調子が悪くなったり不眠になることも多い疾患ですから放置は禁物です。
なるべく早い段階で治療を開始し、全身の気血を循らせることで痛みの抑制や全身の調子を整えることが出来ます。

まずは損傷箇所の確認と現状の状況を自己認識して頂きます。(どの動きで痛むのかと可動域の確認)
そこからどの位の期間をかけて改善していくかを検討しますが、罹患してから時間が経っているとそれだけ治療にも時間がかかることになります。
痛める箇所として多いのは、三角筋や僧帽筋、大小菱形筋、特に肩甲骨周辺にある筋肉(肩甲挙筋・棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)やそこに伴う腱・靭帯ですが
痛めた箇所は疲弊して硬くなっているため初期は表層の筋肉にアプローチし、こわばりをほぐしていきます。
こわばりが緩まっていくながで、徐々に深部の筋肉・腱・靭帯にアプローチをかけていきます。
損傷箇所は血流が悪く、栄養補給もしっかり出来ていない状態ですので、筋肉や筋膜に皺が寄ったような状態になっているため
鍼を刺したときにバリバリっという感触を感じる事がありますが、それは硬くなった損傷箇所がほぐれていく過程だと思ってください。
それは鍼を刺すことで、そこには血液が集まり損傷部を治癒しようとする自己治癒力が働くからです。
それは身体の中で血流を良くして身体を自身で治そうとするものです。
そのためにも全身の血流が滞りのない状態が好ましいのです。
そこで四十・五十肩の痛めた箇所だけに着目せず、身体全体のバランスを整えていく治療をお薦めしています。

大池小学校前
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たか鍼灸院
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